突如断捨離大会になった

休暇二日目、火曜の朝は月曜より少しゆっくりして、でも手早く朝食を済ませて出かけた。

遠方ではなくて家から近い店を回り、猫砂を買ったり、炭酸のボトルを交換したり、秋になったらトレッキングに履いていけるパンツを買ったりした。

そう、ようやく炭酸が手に入ったのだ。

ソーダストリームの純正ではなくて、なんかイマイチ弱い感じがするけどとりあえずないよりはマシか、という感じのサードパーティの商品だけれど。

でもいつ入るか全くわからないメーカーものを待ち続けるのはちょっとしんどいのでこれで我慢する。

トレッキング・パンツは特に予定していなかったが、体操着的なジャージだと秋冬寒いか、と思いついて買った。もっとも冬用ではないのでこれでも寒いかもしれないが。驚いたのは、触ってみた感じでは結構伸縮しないと思ったが、履いてみたらものすごく伸びるし柔らかい。お腹を圧迫することもなく、とても履き心地が良いのだ。もう10年くらい前にトレッキングに割と凝っていた時はフィヤール・ラーベンの木綿ベースのクラシックなパンツを愛用していた。でもものすごく丈夫で肌触りがいい代わりに太り始めた中年真っ盛りのおばさんには次第にきつくなってきて結局捨ててしまった。高かったのにとても残念だ。このパンツは安かったけどああいう思いはしたくないので出来るだけこの体型くらいは維持せねばと思う。

家に帰ってきてからは、なぜかいきなり断捨離大会になってしまった。

事の始まりは夫が屋根裏の私の仕事部屋でない方の部屋にPS3とホイール類を運び入れ、古い車の助手席を取り外して木材で作った枠に取り付け、ドライビング・シュミレーションのスペースを設置したことにある。もちろん動画サイトをあれこれ見て、吟味して作ったものだ。いわゆる趣味部屋というやつだ。

それで電源のケーブルを固定して配線しようとして、あれが邪魔、これは要らないよな、と考え出したらエスカレートした次第である。

何年もの間、こんなの本当にいつまでも取っておくの？というものがたくさん置いてあって、ものすごく捨てたくないと言っていたのに、ここへ来たらあっという間に様々なものが不要になったらしい。

私の仕事部屋にたくさん積んである箱もあれよあれよという間に崩され、いろんなものが持ち出されて捨てる箱に分類されたり、彼の趣味部屋に移動したりしている。

驚いたけど静かに感動した。