きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

金曜の夕べ

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今週はわかりやすい献立を立てて夫に繰り返し繰り返し語り聞かせていた。

おかげで金曜の夕、ちょっと遅くまで仕事をしているといい匂いがしてきた。

語っておいた献立を作っていてくれた。

ピザにしておいてよかった。ブルーチーズを載せたのをどこかでみたのでどうしても食べてみたくて材料を買っておいたのだ。言ってみるものである。ピザは大体において想像通りにできていて、美味しくいただくことができた。

人が作ってくれるご飯はありがたいし美味しい。作ってくれたということも含めて味わえると思う。

夕食が終わったら夫はファークライ5へ、私は動画を見ながら晩酌を続けている。台北の風景を見たり、東京の風景を見たりして、いつ行けるんだろうと思ったりしている。夫に言わせると、台湾に行けるようになって初めて、この危機が終わったと言えるんだそうだ。確かにそうかもしれない。

そういえば、ドイツのどこかの街の飲食店で営業を再開できることになったのだが、店主が○国人は来ないで欲しい、と公言してしまい炎上中らしい。

私は該当しないけれど見た目は(欧州人には特に)同じに見えるからきっと入れないだろう。

この店に限らず、おそらく当面はどこに行っても白い目で見られるかもしれないなあと思う。例え私には害がないと頭でわかっていたとしても、行動がどうしても逆になってしまうことはあり得る話である。私の同族(本当は違うとしても)が原因でこんなことになったのだ、という捉え方をされるとすれば、だ。

いいことだとは思わないけれどどうしようもない。私がパスポートを見せたところでアジア人の区別がつく訳でもないし。日本でオランダ人とドイツ人の区別がつく人もそうそういないのと同じである。

そう簡単に忘れられることはなかろうけど、ほとぼりが冷めるのを待つしかないんだろう。外国では常に「変わっているが無害」と思われるように心がけているが、今度ばかりはそうはいかないみたいだ。