なりゆきでベジタリアン？
ベジタリアンとかヴィーガンになろうと思ったことはないけれど、このままだとなりゆきでベジタリアンになってしまいそうだ。
今週もまた金曜受け取りでスーパーの注文を送信したが、肉は猫が食べる用の鶏のささみだけ。人間用は少しばかり魚と、あとは枝豆を買った。豆腐のストックがまだあるし、卵やチーズ類は食べているのでそれで間に合わせて行こうと思う。
原因は発生し続ける精肉工場での集団感染。さっきニュースを見たらまた新たなクラスタが確認されたそうだ。このままだと肉の値段が上がるのではないかという気がする。だったらちょっとずつ肉に頼らない食生活にしてしまおう、と肉大好きなうちの夫が珍しく自分から言い出したのだ。今回の一連の集団感染報道がよほど堪えたと見える。
私はそれでも構わないのでしばらく試してみようと思う。というか、こういう集団感染が続けば近いうちに肉の値段が上がるのではないかという気がする。そうすれば買いたくてもなかなか手が出ないようになってしまうだろう。
在宅勤務の時代がいきなりやってきたように、ベジタリアンの時代も我が家にいきなりやってきてしまったようだ。なんか若い人になったような気分だ。最近のドイツの若い人の中には女性を中心にベジタリアンが結構いる。だからベジタリアンというとなんだか若くなってしまった気がするのだ。
もっとも、夫の言い分は肉に頼らないということであって、肉を食べるのをやめると言うことではないらしい。彼の知り合いが取り寄せている高級ステーキ肉の直販業者があるらしく、そこから時々とても高い肉を買って食べたいらしい。そのためなら日頃はウサギの餌でも構わない、のだそうだ。
