きぬかつぎ

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ものすごく心配した

口座開設は月曜朝になってもまだ完了の通知が来ないが、その前に実はものすごく心配なことがあって照会していた件の返事だけは来た。

今や私の微小ビットコインは目減りしていて売るに売れないのでとりあえず照会の返事が来ただけでもよかったと思う(負け惜しみ)。

照会していた件というのは本人確認の追加書類のことである。

ビデオによる本人確認で持っている書類を全て見せたのだけど、それについて翌日問い合わせがあった。

文章で説明するだけでもよかったのだけど、書類も送っておけばいいや、と思いささっと返事を書いて返信した。

で、その夜ふと気づいたのだけど、このネット銀行のホームページのトップにはすごくでかく目立つ形で、「お客様にSMSやメールで個人情報の紹介をすることは絶対にありません」あったのだ。

私が受け取ったのはメールであった。これってまさに例のやつか?と後になってホームページの警告を思い出してしまった。

こういう時は返信する前に銀行の別のアドレスや電話番号などに照会して確認してからにすべき、といろんなところに書いてあるのに。迂闊にもそれを怠ってサクサクと書類を送ってしまった。

言い訳をすると、メールの内容がその前日のビデオ本人確認の時の内容を知らないと書けないものだったのですすっと信じてしまったのである。文章の感じも不自然な感じはなかったし、メルアドもその銀行のホームページに載っているものだった。

しかし。もしかしたら私の見間違いで微妙に違うメルアドだったりして、とか実はそのメルアドが乗っ取られていたら、などなど想像は私の焼くパンより膨らんだ。

まだ口座は開いていないけれど、書類を悪用されたりしたらものすごく困る。

コインはまたすぐ値上がりするだろうが、トラブルに巻き込まれたらそれを元に戻すのは容易ではない。

だが気付いた時は既にどっぷりと週末になっていた。

仕方なくメールを書いて聞いておいて、その返事が月曜朝に来たというわけだ。返事にはメールが本当に本物であったと書いてあり、口座が開設されていないのは単に処理が遅れているだけだとあった。おそらくここ最近の高値で誰もかれもが仮想通貨取引を始めようと思ったのかもしれない。

何はともあれホッと一息である。

それまでの間、実は気が気でなくてもし本当に心配が現実になった場合の対処方法を考えたりしていた。財布を盗られた時と一緒でいいものかどうか、などなど。

それと、周りには何て言おう、ということも考えていた。いつも親や周りにえらそーに気をつけてよね、なんて言ってたのに自分が引っかかったりしていたら情けないやら恥ずかしいやらである。しかし隠していてもきっとそのうちバレるだろうから、それよりは自分からささっと言ってしまうしかない。

幸い今回は本当にメールが本物で無事だったわけだが、次回からは必ず落ち着いてわざと時間をかけて調べねば、と改めて肝に銘じたのであった。

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