マンガの感想・能楽師探偵 月城奏人の心得 四番目

この前から続いている謎の事件の後編1話目がアップされた。

能に関するお話も交えて進むので今回もちょっとゆっくり目な展開である。

でもおそらくこのお話も事件の解決へのヒントになるのであろうと想像。そういえば昔家にあった古い少年文学全集の中に隅田川の話があったような気がする。

お面がなくても能面顔な主人公くん、今に至るまでに誰とどんなことがあったのかということが少しずつ明かされても行く。

事件の真相も、彼の過去もそれぞれかなりシリアスなんだろうなあと思うが、時々例の青年が茶々を入れて、というか進んでボケ役を引き受けてくれるせいでいい感じで息抜きになっている。でもそんな彼でも時々真剣な目をしているみたいだから何か訳ありなのかもしれない。

ただし今回最後に主人公から新たなお使いに出されることになった場面は笑えた。