きぬかつぎ

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アニメの感想・真夜中のオカルト公務員第5話

今日は原作の中でも好きなエピソード。

ちょっとネタバレありです。

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今日はいわゆる神話の時代のある人物がアラタと榊さんの前に現れるというお話である。

それも彼らの縄張り内のあの場所でだ。

子供の頃、本を読んでいたりして住んでいるところのエレベーターで何階に止まったのか確認せずに降りてしまうと違う階でギョッとしたものだった。たかだか違う階でもう自分が入ってはいけない領域に入ってしまったような気がしたものである。

今回のお話はそれがエスカレートしてしまったというか、拗らせてしまったようなものである。

本来は悪夢のようなお話なのだけど、私は原作を読んだ時から結構気に入っていた。

この作品全体にあるちょっとドライな雰囲気がこのお話では特に顕著な気がして、その乾いた怖さが気に入ったのである。

アニメ版ではちょこっとだけ変えてあるけれど、大筋は同じで、あの人物も独特の雰囲気を出していて、やはり良かった。