きぬかつぎ

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マンガの感想・書生葛木信二郎の日常第1〜3巻

期間限定試し読み対象作品に並んでいて、3巻目の表紙が猫を抱く少女だったのでつい読みたくなってしまった作品。

ちょっとネタバレありです。

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こういう設定あったよなあ、という設定だけどお話はちょっと違うというのが読んだ直後の感想である。

似ていると思ったのは魔月館奇譚。管理人さんが女の子で主人公が若くてちょっと冴えない青年。そして二人はなんとなく惹かれあっている、というところだ。ついでに主人公に小さな火竜がくっついてるところも似ている。

違うのはこちらの場合管理人さんが人外で主人公もいわゆる見える人であり、見える人としての使命のようなものを一応自覚していて、お話が下宿の中中心ではなくて外の世界に向いているところ、といったところだと思う。外の世界を見ているからいろんな新しいトラブルにも見舞われるがその分自由に発展していっていると思う。

私にとって大事な猫はというと、途中から派手に登場してくれた。割と大事な役だと思う。でも最初に出てきたシーンではかなり笑えた。

ストーリーは最初は単発のお話でいくつかキャラが出てきて、その後彼らも巻き込んだ大きな事件に巻き込まれる、といった感じだろうか。3巻までしか読んでいないのであくまでそこまででの推測である。

程よくシリアスで、程よく笑えるところもあって、読み心地はなかなかよろしい。

それに事件の続きがどうなるか知りたいので来月に続きを買おうと思った。