きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

マンガの感想・神様の御用人第1〜4巻

モフモフな狐神様の絵につられてついマンガの方を買ってしまったのだった。

f:id:kinu-katsugi:20190506030123j:image

狐の写真はないので類似色の猫の写真を上げておく。

このシリーズは系統的には何某帳とか何某庵と似たようなお話。違うのはムッチリ猫とかイケメンの雇い主の代わりにモフモフな狐神が付いてきてくれることである。それからマンガで読む限りではまだ20代とはいえ年の離れたダメダメおっさんのことを美少女女子高生も極めて好意的に協力してくれていること。しかしその分相手をするのが神様ばかりなのでその点ちょっと気苦労が多いかもしれない。与えられる課題も無理難題ばかりだし。一生懸命やってるのに本人の現実世界での身の振り方も全然決まらないし。神は救わない、神は祟るのみ、なんていうセリフもどこかのマンガに出ていたと思うけれど、本当にそんな感じである。

とはいうものの、何事もポジティブに考えればいいといえばそれもそうで、いろいろ体験して行くうちに主人公本人も少しずつ変わってきているようである。マンガが4巻までで終わっているのがとても残念。原作をかいつまみながらもっと続けて欲しかった。

エピソードはどれもなかなか面白くてだいたい最後はちょっと泣けてしまった。