きぬかつぎ

マンガ、小説、アニメ、ゲーム、音楽、酒、食、旅、仮想通貨取引や猫と日常生活のこと。

ここ数日で読んだラノベ3作品

私はご都合主義な解決担当の王女である 1ー2

猜疑王の契約王妃 1ー3

階段坂の魔法使い 1ー3

以上の3作品をここ数日で読んだ。

リストアップした順が読んだ順だが、面白いと思った順でもある。

ちょっとネタバレありです。

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ご都合主義な王女様は私としては初めての転生ものシリーズだと思う。まだまだ続くようなので総合的な評価はできないけれど、面白かった。

転生した経緯についてはちょっと長く引っ張りすぎた感がなきにしもあらずだが、それを帳消しにするくらい護衛騎士が謎のイケメンで期待値がものすごく高い。緋色の欠片だったら狗谷くんてとこかな、と何故か連想してしまった。この騎士様か弟くんか兄者の親友くんあたりに惚れなかったら2巻目途中で挫折するかと思われるが、私は騎士様に惚れたので続きが楽しみである。

猜疑王はマニュアルの鬼なとこと自分で離婚王なんて言っちゃう王様が可愛い作品で、王妃様も異様に素直なとこがかえって好感度が高くてなかなかよろしい作品だった。ただ、ヒロインがどうしてこういう状況に置かれたのか、という原因と解決方法がちょっと弱かったのが惜しい。王妃が何度も困難に陥り、王様まで大きく巻き込んでいるのだから、いっそ最初に悪事が暴露された人物が何もかもしでかしていた方がスッキリするし、悪の根源を経つにあたりあれだけの処置で済んでしまう、というのは肩透かしな気がした。

階段坂の魔法使いはリンが可愛かったしロード・某も良い味を出してはいたが、あまりにもあまりな誤解の連続が結構キツイと思ったのと主人公の少女がちょっと軽すぎじゃないかなと思ったおばさんであった。14歳とかの女の子だったらこの焦ったさがすごく楽しくて且つ、次々現れるイケメン群に一緒にクラクラするのかもしれない。でも二人の呪いをどうやって解くのかは実は気になっているので、続きはやっぱりヤキモキしながら読んでしまう気がする。