生麩第三作目
昨日届いたグルテン粉でできた、生麩の佃煮風。
水加減がわからなかったので、グルテン粉150gに対し水125g入れてみた。
ちょっと固すぎたみたいだと思ったが、後から水を足すことはできなかった(泣
フープロにグルテン粉と水を入れ、混ぜ合わせる。
細かいグルテンが一気に水と混ざってフレーク的な形になった。耳たぶよりちょっと固いかな、と思ったので10gほど水を足してみたがもう絶対に混ざらないんだからね!という感じで混ざらなかった。
仕方ないのでゴムベラですくってラップにまとめ、形作るために容器に入れてみた。乾燥している時はわからなかったが、水と混ざってみると鼻を近づけるとアレの匂いがする。
アレというのはソイミート。
ドイツのスーパーに売っているソイミートの匂いにとても近い。原料は違うけど、植物性タンパク同士だからか?似たような匂いだな、と思った。
半時間ほど冷蔵庫で冷やしてから取り出し、薄く切って茹でようとした。そしたら何と切れない。弾力が強すぎて生地が戻って来てしまう(笑
じゃあちぎったらどうか、と思ったがちぎるにも弾力がありすぎてちぎれない。
水で少し表面を湿らせたら割と扱いやすくなったので、乾く前になるべく薄く切ってみた。表面同様なかもマーブル状になっていて、豚ヒレっぽい見た目になった。
今日はこれを佃煮風にしたいので、さらに半分か4分の1にして茹でることに。
茹でたらマーブル状の見た目が見えなくなった。食べると小麦の味わいというかが強い。小麦のグルテンだから当たり前だけど。
エアフライヤー160度で8分くらい加熱したところ。面白いことに表面がぷくっとなった。でも冷めた途端にしぼんでしまったけれど。
しぼむと年代物の梅干しみたいな外見に見えなくもない。鍋に入れて温めておいたおろし生姜、醤油、砂糖、酒でしばらく煮込んで冒頭の写真のようになった。
べちゃべちゃになるのが怖くて水をケチったせいで、出来上がりはかなりかみごたえのあるものになってしまった。市販のソイミートに比べると、調理した後の匂いと風味はかなり軽減されると思う。
でも私が食べたかったのは代用肉じゃなくて生麩なのだ!
水が足りなかったのか、それともやはり白玉粉がないとダメなのか。
4作目に続く。。