きぬかつぎ

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悔しいが負けている

最近夫が株をやり出した。

と言ってもまだものすごく積極的に投資しているわけではないが、一社賛同できる技術とビジネスの流れの企業があるので買ったんだそうである。

損するよりマシ私はどうなんかなあここ、と思ったが少額だし万が一暴落したとしても長期的にプラマイゼロで売れればいいだろう、などと悲観的に見ていたのだが。

もちろん日によって上げ下げはあるものの、この銘柄と来たら思ったよりいい感じで動いているのである。本人はご機嫌で、もうちょっと買っておけば良かったなあなどと言っている。

一方私は、最近開いたオンラインバンクの使い勝手が良いので昔ちょっとやっていた外貨の売り買いをして利益を出そうと思った。

昔はテレホンバンキングだったので、昼休みを早めに取って人があまり来ない電話ボックスに走って行ってやっていた。

しかしそういうときに限って長電話の人が使っていたり、レートがいい感じなのに仕事がどうしても切り上げられなかったりなど不便な点もあった。

今はスマホがあるからもっと楽にできるだろうと思った。仕事も割と時間も調整が可能である。そしてスマホなら電話ボックス待ちの必要もない。

それでこの前二つの正反対の取引をした。

一つはユーロから円、もう一つは円からユーロである。

私は小心者なので、取引は今のところ円とユーロと米ドルに限っている。どの通貨も実際に使うことがあるから、そのためもある。でもレート次第ではもちろん売って利益を出すこともできる。

昔はそれで少しばかり儲けたりもしていた。

ところが今回は全然負けている。この前円が上がった時もっと上がると見込んでユーロを売って円を買ったらその後円が下がってしまったし、その後今度は円を売ってユーロを買ったら円がその時から少し上がってしまった。

最近のレートはユーロから円にした取引には円安過ぎで、円からユーロにした取引には円高過ぎる状態でほぼ横這いになっている。

どちらも少額ずつだったのだが、悔しいことは悔しい。

悔し紛れに独白すると、どちらも実行するのが遅すぎた。円高が始まった時に円を買っておけば、上がりきった時に売れただろう。そして円高から円安に転じ始めた時にユーロを買っておけば、今トントンで元に戻せたはずである。

なのに私と来たら、後ででいいや、家に帰ってにしよう、今日は疲れたから明日でいいや、などと。せっかく便利になったというのに、機会を利用する判断力というか実行力がなくなっているというか。

仕方ないのでしばらく待つことにする。

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