違うところを狙うタイプ
ツイッターでフォローしているマンガ家さんが保護した子猫があっという間に知恵者になり、ドライフードの袋を食いちぎったとのこと。
うちの猫たちはまだやったことがない。
といっても別にお行儀が良いというわけではない。単にウエットフード中心だからだという話だ。パウチは多分いけるだろうけど、猫たちが開けられない棚の中に入っている。
うちの猫たちは代わりに人間を(主に私を)狩ることにより食べ物が得られるということを学んだと思う。
昨日も明け方にベッドにやってきて勢いをつけて私の布団の中に前足を突っ込み、私のふくらはぎにきれいな爪痕をつけてくれた。
でも実はさっきまで気がつかなくて、ふと見たら赤い2本の平行線が走っているのでん?と思って初めて思い当たった。
猫が家にいるとその他にも扉を自分で開けるとかいうパターンもあるみたいだが、うちの場合はそれもしない。
通り道ほとんどに猫扉がついているからというのもあるが、猫扉がついている扉でも、人間が視界に入るところにいるとわざとらしく扉の前に座って待っている。時々こっちをチラ見したりもする。
忙しくて開ける暇がなければしばらくすると自分で通って行くのだけど、ちょっとくらいの忙しさだとつい開けてしまう。
ご飯にしても、今日は仕事で忙しかったのだけど、1メートルくらい離れたところに座ってこっちをまっすぐ凝視して何度も鳴くのでついに立ち上がってしまった。
仕事中に猫におやつをやってはいけないという決まりはないのだが、なんとなく職業人として失格な気がする。猫の下僕としては合格である。