きぬかつぎ

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うちの猫が声色を使い分け始めた

ずっと家の中で一緒だからか、それとも年の功というものなのかわからないが。

うちの猫が用途に応じて声色を使い分けているらしい、

今朝早くにベッドに登ってきた時は私の顔を見て「ひゃあ」と言ったのだ。すごくかすれて声が出なくなったみたいな感じのにゃあである。

でも、その後食後階段のところでは1匹だけで「あおう、あおうあああああ」とでかい声を出していた。かなりよく通る、しかし猫というより猫の声で遠吠しているみたいな変な鳴き声だ。

思うに、かすれ声は私がおおなんて可愛い声なのという過剰反応をするので覚えて使うようになったに違いない。

遠吠えみたいな鳴き声はいつも周りに誰もいない時にやる。部屋の中、階段の踊り場、屋根裏などなど場所は様々で、時間帯も様々。夜中の寝入りばなに彼が廊下であおおおとか言っていると笑ってしまって寝れない。

最初は兄弟猫を呼んでいるのかなあと思ったが、兄弟は知らん顔をしていることが多い。

だから多分、彼は一人カラオケをやっているのではないか、と思うのである。

急いで見に行くと大体やめて何見てんだよ、という顔をする。

そしてその澄んだ歌声は私の目の前では絶対に披露してくれない。

笑われるのがムカつくのか、恥ずかしいのか。この声を出してもご飯はもらえないと思っているのか。

リクエストに応じて目の前でリサイタルをやってくれればおやつをおまけするところなのだが。