天気予報と鉄道
そういえば去年の春に日本へ行った時はこんな青空もあった。。
あの時は休暇中だから当然ながらしょっちゅう天気を気にしていたけれど、家にいるようになってから天気予報を見ることがほとんどなくなった。
せいぜい悪天候になる予感がしたら見るくらい。温室の屋根が飛ばないか気になるから、とかそういうことだ。
電車に乗って通勤していた時は、何しろ田舎だから線路に木が倒れて来たり風で飛んできた何かが線路の上に落ちたりなどして遅延だの運休だのがしょっちゅうあった。
そうでなくても遅延や運休が激増したドイツ鉄道なので、通勤客は毎日気が気でない。毎朝一緒の電車になる人同士で駅や電車の中で前日の電車でこんなことがあったとか体験談大会になることもしばしば。希少種のアジア人である私でさえたまに参加させられる。
もっとも、希少種だからこそ毎日同じ時間にいると覚えやすいとも言える。他の駅にいても、私の顔を見てああこの人はあの駅に行くに違いない、とあからさまにほっとした顔を見たことも何度もある。あまりにあからさまで堪えきれずちょっと吹き出したら、向こうも気付いて照れ笑いしていた。
そういう少しほっこりすることがなくなったのは残念と言えば残念かもしれないが、実際に毎日通勤でダイヤに振り回されて時間とストレスと戦って来た身からすると、今の方がよっぽど平和でいい。元同士と街で出会しても、リラックスして立ち話くらいできそうだ。