王様猫
猫扉が別にあるのに人間が近くにいると絶対にガラス戸を開けさせる猫。
冬になるとさらに王様度が上がって扉を開けさせヒーター側に居ながら外を見ようとする。
寒いので早く外に出てってくれと何回も言うけど馬耳東風ならぬ猫耳東風。
仕方なく寒くなると閉めて部屋を出ると、渋々自分から猫扉を使ってロッジアに出る。
ご飯の時も、気分次第で食べたい場所を自分で決めてそこにきちんと座って下を何度も向いてここに持ってこいをする。
ベッドの上にはさすがに持っていかないが、居間の本来のご飯の場所から1メートル離れた場所(何の意味が?)、キッチンのど真ん中(邪魔)、廊下(こっちが持っていくのが面倒)などだと下僕の私がしずしずとご飯を運んでいくことになる。
この写真の猫は特に王様度が高い。
ご飯が気に入らなくてお腹が空いておりかつ私が裸足の時には、歩いてきて通りすがりに猫パンチとかガブリとしてくる。
ご飯あげたじゃない〜と言うと不満そうなトーンで鳴き返す強者である。
でも、いつもフカフカさせてくれるのも、肉球の匂いを嗅がせてくれるのもこの猫なのだ。
しょうがないなあ、という感じか。
どっちが飼われているんだか。