きぬかつぎ

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出勤ルールの素朴な疑問

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上の写真はゴミ箱を自分からかぶって疑問顔の我が家の猫。これ以降スイング式のゴミ箱は全て処分してペダル式の金属製のゴミ箱を買った。

先ほどもある記事を読んでふと疑問に思ったのが、週に1、2日の出勤とか社内で3割程度などの出勤率を目指す企業のこと。

集団感染を防ぐためにオフィスの人数を減らす、というものだ。

それ自体はわからなくもない。郵便物の扱いから始まって何かのメンテナンス、あるいは特殊業務など、どうしても出勤せざるを得ないことはあるだろう。

でもそういうやむを得ない事情以外ではどのようにしてこういうルールを決めているのだろう。

ただ単に交代で出勤させてオフィスを常に半分満たしておくだけだったら意味はない。サイクルによっては落ち着かないこともあるだろう。

週に2日出勤、というと少ないみたいだけど、週5日勤務体制だったら週のほぼ半分と言える。私だったら落ち着かないなと思う。出勤と在宅勤務は全く違うライフスタイルだからだ。せいぜい週に一度チームでミーティング、くらいがいいところだ。

限定的に出勤するルールにする場合はオフィスでないと働きづらい人、オフィスでないとできない業務の人、打ち合わせが必要な時、などに特化させたらどうなのかな、と今の私は思っている。

こういう時代だからこそ、業務内容の本質を洗い出すことも必要だし、働き手の特性もしっかり見ていいのではないか。

業務内容は然るべき人が然るべき分析をすれば仕分けは可能だ。オフィスでなければならないもの、在宅でできるものの仕分けである。

働き手の特性はプライベートな部分もあるのが難しいが、家庭環境のみならず、性格的に自宅の方がいい人、オフィスがいいという人とがいるだろう。それをフェアな形で実現させる機会が今到来していると思う。

そういう習慣だから、とかそういうもんだから、という根拠のあまりないルールは過去には通用しただろうが、これからは邪魔になるのではないかと思っている。

最初から何でもうまく行くこともなかろうから、不具合は都度改良して、この機会にいろんな部分をうまく作り替えていけばいいのでは、と。

スマホだって実際に使い始めたらこんなこともできるのか、あんなこともやってみたいな、というのが出てくるものである。最初からこういうものだ、と決めつけないで、ちょっとずつ変えながらやっていくのには今の時期が最適なのではないだろうか。