痛い数字
テーマは痛い数字。
痛いつながりで爪を立てられている写真を添えてみた。
猫の爪も歯も立てられれば痛いけど可愛いから許す。
一方で複雑な心境なのは今日の新規感染者数だ。日本で650人超えとのこと。ドイツでも増えているが今日は昨日より減って529人とのこと。
まあ大きな差ではないのだろうが日本での増え方は気になる。
今まで「何か特殊な原因で日本人だけ特別なんじゃないか」などという記事が世界でも時々見られたようだが。
蓋を開けてみたら特にそういうことはなかったんじゃなかろうか。
今までは自粛ムードが高くて本当にそういう機会が少なかっただけで、このところはみんな経済活動を再開してきているから、今後もかなり厳しい状況は続くのではないだろうか。
毎日気になるから見てしまうけど、見るたびに数字が痛い。
そういえば数日前からルクセンブルクが感染者状況の悪化のため高リスク対象になったという。
ルクセンブルクはドイツのザールラント州と国境を接していて人の行き来も盛んらしいし、こちらも今後が心配だ。
今日唯一痛くなかったのは、ドイツの某大企業が世界中の社員14万人を対象に在宅勤務を制度化すると発表したそうだ、という話。
14万人とは大きな数字である。
在宅と言っても、週に2、3日を目処にということと、直轄あるいは管轄の上司と合意の上、ということらしいが。それでも社内で制度をきちんと整備するというのは清々しいことだ。日本でもいくつかの大企業や有名企業で完全または部分在宅に固定というのは聞いていたが、ドイツでしかもかなりコンサバなイメージの企業がそういう決断を下したのは目新しいと思う。
このような状態になってくると、他の企業でも追随するところが出てくるのではないかと思う。