きぬかつぎ

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小説の感想・ホーンテッド・キャンパス 第1作目

昨夜はあちこちで飲み食いして満腹かつアルコール補充満タンでしかし足腰は歩き疲れてすぐ寝落ちしたのだった。

例によって明け方に目が覚めてしまった。

何の気なしに読み始めたばかりの本をまた開いてしまってちょっと後悔した。

思ったよりずっと怖いではないかこれは。

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うちの猫の写真で少し和みつつ感想を書くことにする。

大学生の胸キュンメインのミステリーかなあなんて適当な誤解をしていた。

何故そう思ったかというと表紙がそれっぽかったからというだけであった。

某古都のホームズさん系かな?みたいな。

ところがこれはあんまりきゅんとはこない。どっちかというとゾッとする方が多かった。

それも私には読み終わってからあれ、これ怖くね?と思うような話が多かった。

壁の話も割と盛り上がった時は頭の中で想像してうわあと思ったけど、夢のシーンも悪夢に出てきそうな感じである。意図は違うとわかってもシーンそのものは結構くる。そして実は怪奇現象ではなかったマンションの鏡のシーンは、出てきた時は夜明け前の闇の中にはすごく怖かった。

各件ごとにかなり盛り上がっているのに胸キュンなはずの2人の中はおばさんにはちょっと控えめすぎる気がしたけれど、これがホラーメインだと思えばまあこれくらいの進展でもいいか、という感じである。ここは次作以降の発展に期待したい。

ホラー要素はこの調子で行って欲しい。もっと怖いと怖すぎる。まあそれでも読んでしまうと思うけど。